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三歩進んで二歩下がります

横浜市長選で感じたこと

私は横浜市民なんですけど。

先の市長選では当選した山中氏には投票しませんでした。(田中康夫さんに投票したよ。) 

山中氏で横浜市の未来は大丈夫かな?という不安というか。そういうのがいま時点であるので書いておく。杞憂だといいな。いいんですけど。

 

いまの国会の自民党にはもうずっと支持できないなと思っているし、その想いを投票してる。衆議院選だか参議院選のは。受け入れ先が立民だったり社民だったり共産だったり。無党派層です。

 

でも今回山中氏に一票入れる気にはなれなかった~~~。

 

選挙公示の直前くらいからぼちぼち横浜市長選の発言している人たちをリスインして眺めていた。7月末くらい。

ツイッターの特徴で居心地のいい意見ばかり聞いてしまいがちなので、まんべんなくリストにインするようにした。全体が見えるように。

でもツイッターに明るくない陣営はどうしても取りこぼしてしまう。

そういう人のもとりあえず公式サイトは見るようにした。

政見放送も討論会もないらしい。(政見放送は見たことあるけど、討論会っていうのも通例あるのを知らなかった)

あんまりインターネットだけで投票先を決めないようにしたいなと思っていたけど、知るためには結局インターネット使わないと判断できなかった。

ホントは演説行きたいけど暑いしコロナだし子連れには難しかった。インターネットあってよかったかも。

 

今回の2021年の市選選では、立民・共産が推してる候補ということで注目した。

しかし早々にイソジン会見に関わったというのをTwitterで見かけて、あれ?と思った。

この時点では反対勢力(自民党の人?)のネガキャンかなくらいに思ってた。

 

落選運動しますと宣言した人がいた。郷原弁護士さんという方らしい。「根拠を持って山中氏は市長にはふさわしくない」と主張していると私は感じた。私は「匿名の誹謗中傷じゃなくて、実名顔出し(と思われる)で落選運動には聞く価値があると思った」からブログやツイッターを読んだ。

(批判と中傷の違いをとか私人は感情なんとかを傷つけたりすると訴えられる可能性がある?とかそいういうのが、私ははっきりと分かってないので、そこらへん気をつけて発言しているんだろうなあっていうのは感じて、理解できるようになりたいなって思った。)

 

評判も読むけど、自分でもなるべく一次ソースに当たるように努力した。

 

自分の言葉で理想だけじゃなくて実現方法も提示する田中康夫さんの演説はパワーがあった。こういう人に横浜の市長をやってほしいなって思った。

納得して一票投じられた。

こういう人が立候補してくれて投票できたのは良かった。

四年後もやって出てくれないかなあ。

完全給食にしてほしいし地元の農産物を給食に出してほしいし、水道料金の民営化はしないでほしいし、ハーバーリゾートはいらないし。上瀬谷のレスキュー拠点の話は心強かった。このまちにそれほしい。

 

山中氏陣営はなんか横浜っていうより、立民・共産が自民にノーを言いたいのだな(そのために公職選挙法にあてはめるとグレイなこと(今回知った)したんだなあ……知らないわけ無いだろうに……)とか、ハマのドンはハーバーリゾートすすめたいんだな(=住民への政策じゃなくて観光業とかかな??)って感じた。そういう思いのある人達から応援されているご本人は横浜をどうしたいかとかわかんなかった。応援するみんなが言う良いにしたい、しかわからなかった。(そして当選後にTVKに出演したときに研究所を誘致したいと言っててご自分の利を追求!?とちょっと思っちゃった。)

横浜の住民である私はこの街をこの人にお願いしたいって思えなかった。

 

まあ当選したし、私はうまくのれなかったけど、すごい手腕を発揮してくれるかもしれないので(PCR検査いつでもどこでも検査できるようになったらいいし、子供の医療費中学生まで0もありがたい。)

水道料金民営化したらやだしハーバーリゾートもいらないんだけどそれで財政が潤うなら……

災害対策も重点施策っていうからちゃんとなんらか形にしてほしいし……など

 

今回の選挙で、自民も支持できないけど立民もあんまり応援できないなあっていう思いになっちゃった。あ、国政では自民支持できないけど、地方政治はまた別っていうか、うちらの住んでるところを政治の材料にしないで~って感じかなあ。なっちゃうのもわかるけど……。当選はゴールじゃなくてこれからの始まりなので……。(就職も結婚もそれがゴールじゃなくてそれが始まりだよなあ、それに似てるなあって思った。)

 

民共産に私が勝手に期待をして残念になっただけってのもある。

自分の中で尊敬する人が立民を良く言わないのでなぜだろうって思ってたけど、今回の件で理由がちょっとわかったのは収穫。

 

いわゆる無党派層ってやつなのでこれからもふわっふわに政治を見ていく。私にとって政治は権力争いとは無縁の生活なので……生きやすくしてくれる人にふらふらついていく~~~。

 

 

あとどこに書けばいいかわかんないからここについでに書いておこうなんだけど。

若かりし頃にホント自分が何考えてるかわかんないんだけど、一緒に仕事をした別の会社の人に「私はあなたを信用していいかわかりません」みたいなこと言ったことがあるんだけど、その人は「別に信用してくれなくてもいいよ」って返してくれたのがずっと印象に残っていて。仕事見てねってことなんだと思うんだけど。だから私は今回信用できない山中氏の仕事を見る。信用できないなんてわざわざ言わなくても良いんだと思うんだけど、私人と公人はまたちょっと違うと思うし、それを書かずしてこの記事かけないので書きました。